越冬

寒さが身に染みる季節になってきましたね。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

アンカサの看板カエル、アンカサカエルです(*'▽')

 

ファンヒーターやおこたを出して、冬の準備をされてる方も多いのでは。

でも、冬の準備をしているのは人間だけではなく…。

 

先日、先生がお家の庭をいじっていると、ペタっという音とともに突然現れた1羽の鳥。

ペタペタ足音をたてながら、先生の足元まで来て座り込みます。

 

「えっ!?」

 

あまりの警戒心のなさに、先生もびっくり。

 

「水かきあるし、何、この鳥??」

 

カモでもなく、鷺でもない。

大江町では今まで見たことない鳥でした。

ペタペタ歩いては座り込む鳥を見て、

 

「もしかしてケガしてる?」

 

動物を見るとすぐに捕まえちゃう先生は、思わず捕獲(笑)

抱っこされても大人しく、飛び立つこともない。

不思議な鳥を保護したのでした(;'∀')


 

 

「一体、この鳥はなんだ!?何を食べるんだ!?」

 

ってことで、ネットで調べたところ…

 

オオミズナギドリ

 

という、舞鶴の冠島を繁殖地とする海鳥と判明!

「なぜ、海鳥が大江町に!?」

と思われる方も多いはず。

 

この鳥は越冬の為、11月上旬にj太平洋は鹿児島に向かって飛び立つんですが、道に迷って体力を消耗した子が迷行落下することが多いそうなんです(;'∀')

しかもこの鳥、陸地からは飛び立つことが出来ないため、見つけた方は保護してくださいとのこと。

(海や大きな河、木の上からは飛び立てるそうです)

心配したケガもなく、お家の中ではペタペタ歩き回り、よく寝て、よく暴れ…。

警戒心や危機感が全くなく、先生のお家のワンコにも突っ込んでいく勢い(;´∀`)

先生たちも、ここぞとばかりに可愛がりまくり(笑)

 

一晩お家で預かった後は、舞鶴の中丹広域振興局農林商工部に連絡して引き取りに来ていただきます。

「今年、保護されたのは6羽目。でも、大江町は珍しいです」

とのことでした。

鳥の体調を見て、放鳥して頂けるということで一安心。

 

たった一晩でしたが、やっぱり離れるのは寂しいものです(T_T)

「それにしても、舞鶴から大江までで落下するって…(苦笑)」

という突っ込みをたくさんの方から頂きながら、オオミズナギドリは引き取られていきました。

 

私は全く知りませんでしたが、舞鶴のお客様はご存知の鳥でした(゚Д゚;)

でも、あまり近くでは見れないということで、貴重な体験をさせていただきました🎶

皆様も、ペタペタ歩いてる姿を見つけたら保護してあげてくださいね~(*'▽')

 

今度は無事、鹿児島まで飛んで行くんだよ~!!(すごく心配…)