ニャンです

1月とは思えない、ぽかぽか陽気が続いております。

皆様、はじめまして。

ニャンです。

 

本日は「かえるくん」とやらが不在ということで、私が代役を務めることになりました。

 

世の中の酸いも甘いも知り尽くし、時にはヘビと戦い、時にはネズミを食していた、

正真正銘、元野良猫でございます。

推定年齢7歳。(人間でいうと44歳)

現在はご主人のお家で、娘と孫と新参者と、のんびり余生を過ごしております。

 


 

もしかしたら、私のことをご存じの方もいらっしゃるかと。

 

実は数年前まで、Casa Orienteの裏手にあった蔵に、約2年間住んでおりました。

天気のいい日は、テラスや玄関で日向ぼっこしていたこともしばしば。

 

まだその頃、「かふぇ」を手伝っていたご主人に懐かれ、

ご飯をもらい、甲斐甲斐しくお世話をさせること1年。

 

それでも、寄るな近づくなとばかり、ご主人にも威嚇しておりましたが、

妊娠を期に「食べるために人に甘える」という事を覚え、
すっかり野良の面影はなくなり、Casa Orienteの半飼い猫として、自由気ままに生きておりました。

 

 

その後、娘も無事産まれ、大きく育ち、親子揃って妊娠(笑)

 

そんな時、蔵が取り壊されることになり、

「さすがにこれはいかん」

と、ご主人のお家に一族揃って連行。

(←それぞれ5匹ずつ産み、こんな状況に…)

 

産まれてきた子供と孫は、無事里親さんも見つかり、唯一残った孫と、最初の娘と、一昨年ご主人が拉致ってきた迷子の子猫と共に、現在に至るのであります。

 

 

しかし、我がご主人ながら、この残念なネーミングセンス。

「にゃんこだからニャンさん」(何故かみんなに"さん"付けで呼ばれる)

 

もっとかわいそうなのは私の娘。

「ニャンの子供だから子ニャン」(病院に行った時、ちょっと恥ずかしい)

 

更に不憫なのは孫。(♂)

「スーパーマリオにはまってる(た)から、マリオ」

 

まだマシなのは新参者。(♂)

「春に見つけたからハル」

 

………。

 


 

「もぉ~!!邪魔しないで~!!」

 

おやおや、ご主人が何やら騒いでおります。

今日は、来月から行くバリの旅行の準備をすると言っておりました。

 

我が家のメンズたちは、まだまだ甘えん坊で遊び盛り。

いつもご主人を困らせ、怒らせ、逆鱗に触れるのであります。

つい先日も、クローゼットの鍵を壊し、中をぐちゃぐちゃに散らかすという事をしでかしたところでございます。

 

現在は、旅行の準備の為、ご主人が出してきたトランクの中に入って遊んでいるご様子。

 

 

そこに箱があれば入りたくなる。

そこに袋があれば入りたくなる。

猫とはそういう生き物。

 

というわけで、私も……。

 

「ニャンさ~ん!!(泣)」